当院について

各部門のご紹介



-看護部-

■2021年4月 就任挨拶

学研都市病院 看護部長

西﨑 節子

新型コロナウイルス感染症の蔓延が続く今日、医療従事者として看護師の果たすべき役割は大きいものと痛感しております。当院は、コロナ病床13床を有する300床のケアミックス病院です。高齢化社会と言われる昨今、疾患の重篤化から長期療養を余儀なくされる場合や、自己決定を行うことが難しく、日常生活を行うことが困難になることもあります。そんな時には、院内で医療療養病棟や回復期リハビリ病棟へと、それぞれの病状に合わせた環境を提供することが可能です。患者中心の、安心・安全な医療や看護を公平に適切に受けて頂きます。


看護部では、継続的で一貫性のある質の高い看護を目指して、人材育成をしています。プログラムには、看護の基本的な役割が発揮できるジェネラリストの育成を図るためにJNAラダーを基盤としたクリニカルラダーを導入し、活用を推進しています。


また、看護師のワークライフバランスを大切にするために、希望を優先した勤務表作成になっています。知識や技術は勿論、臨機応変に対処できる看護センスを養い、専門職としてのプライドを持ち、充実した看護観が持てるように応援したいと思っています。

■看護部理念

人を大切にし ともに支えあう看護

■基本方針

地域で求められる医療体制充実のための看護力の強化

倫理観を持ち、人の思いを尊重できる人材の育成

他部門、地域との連携を強化し、継続性のある看護の実践

社会と医療の変化に対応できる知識と技術を磨く

■看護部の目標

「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)に基づいた意思決定支援の実践」
『地域医療を担う病院としての役割発揮と質の高い看護の提供』

-リハビリテーション科-

患者様を家族と思い、私たちの明るさと暖かさで地域No.1のリハビリテーションを目指します。

 

当院のリハビリテーション科は理学療法士38名、作業療法士9名、言語聴覚士3名の総勢50名で構成されています。全病棟の患者様がリハビリテーションの対象となり、急性期から回復期、生活期および外来まで、シームレスなリハビリテーションを提供しています。
当院は脊椎・脊髄センターを有し、関西でも有数の手術件数を誇ります。そして、その症例の多さから、術後のリハビリテーションには絶対の自信を持った経験豊富なスタッフが多数揃っています。

■理学療法士

起きる・歩く・座るなどの基本動作能力の改善を目指し、運動療法だけでなく、電気刺激などの物理療法を用いて治療を行います。

■作業療法士

整容・着替え・入浴・炊事・洗濯などの日常生活に必要な動作能力の改善を目指し、実際の動作練習や作業動作を通じて治療を行います。

■言語聴覚士

ことばによるコミュニケーション能力や食べる機能の改善を目指し、発語練習や摂食嚥下訓練による治療を行います。

■リハビリテーションセンター

理学療法室・作業療法室

言語聴覚士室

和室

小児リハビリテーションスペース


400㎡を超える大きなリハビリテーション室です。ここでは主に、手術後の患者様や外来の患者様を対象としてリハビリテーションを実施しています。小児リハビリテーションも行っています。

■屋外歩行練習


当院の周囲は緑が多く、きれいな風景を眺めながら歩行練習を行っています。坂道もあり、自宅復帰を想定した歩行練習には最適です。

■回復期リハビリテーション病棟

リハビリ室

各病棟、病室と同じフロアにそれぞれ設置されています。ここでは主に回復期リハビリテーション病棟の患者様を対象にリハビリを行います。

食堂

言語聴覚士はこちらで食事の風景を観察したり、摂食・嚥下機能の評価、治療を行います。

トイレ

トイレ


いくつかは左右対称に作られており、症状やご自宅の環境に合わせて動作の練習を行うことができます。

浴室

浴室


リハビリスタッフが入浴の評価・指導を行い、お風呂に入る練習を行います。また、多くの手すりが設置されており、ご自宅の環境に合わせて手すり設置位置を検討します。

廊下

とても広く、歩行練習に最適です。廊下には印が付いており、歩行距離が簡単に計測できるようになっています。自主的に歩く練習を行う患者様も多くいらっしゃいます。

― 薬局 ―

■概要

医聖会 八幡中央病院、京都八幡病院、学研都市病院3薬局の薬剤師が連携し協力し合って、チーム医療、病棟薬剤業務、医薬品情報管理業務などを行っています。家庭的な雰囲気で長く働ける環境が整っております。

八幡中央病院、京都八幡病院は地域包括ケア・療養医療を学研都市病院は急性期から地域包括ケア・回復期リハ・療養と幅広いトータル医療を担っています。

■調剤業務

院外処方せんを患者さまにお渡し、院外の保険薬局でお薬を受け取っていただいております。そのため主に入院患者さんと併設の老健に処方された薬剤の調剤・鑑査を行なっています。医師が処方した薬剤の用法・用量・相互作用等の確認し、疑問点がある場合は疑義照会を行った上で調剤しています。すべて「1包化」して服薬をサポートすると共に安全な誤薬防止を目的に薬剤師が与薬カートにセットし、看護師が与薬するという与薬カートシステムを導入しています。

また学研都市病院では電子カルテシステムを導入しており、薬剤部門システムと接続させることで迅速かつ安全な業務を行っています。注射剤は、ラベル・処方箋控えと一緒に一施用ごとにセットし、病棟に払出しています。

■病棟薬剤業務

患者さまが安心して医療を受けられるようにベッドサイドで薬についての説明をしております。薬の飲み方、効果、副作用などの説明を行い、薬について患者さまに正しく理解していただき、薬物治療が適切に行われるように努めております。入院中に使用する薬剤については、患者さんにあった投与量の計算や確認を行い、必要に応じて医師に処方提案を行っています。病棟のカンファレンスにも参加し、病棟スタッフとの情報共有を図り、チーム医療に貢献しています。

■薬品管理

医薬品の発注、納品、各部署への払い出しなどの医薬品管理業務を行っています。適正かつ無駄の無い在庫管理を行っています。

■医薬品情報

医薬品情報管理室では、3病院で連携して、添付文書の改訂や緊急安全性情報など様々な情報を効率良く収集し評価した上で保管しています。それらの情報を整理・加工し、医師・薬剤師・看護師等の医療スタッフへの提供や医薬品に関する質疑への対応を行うことで、医薬品の適正使用を推進し、医療の質の向上に貢献しています。

■チーム医療

医師、看護師、薬剤師、その他の医療スタッフが協働で治療に関わるチーム医療が進められています。薬剤師も積極的にチーム医療に参加し、薬剤師の職能を発揮しています。

感染制御チーム(ICT)

医師・看護師など多職種と共に院内ラウンドを行い、環境整備と感染から患者・職員を守る目的に活動しています。不適切な抗菌薬の投与は細菌の耐性化を導くため、抗菌薬が適切に投与されているかモニタリングしています。

褥瘡対策チーム

医師、看護師、薬剤師など各職種の専門性を発揮し、褥瘡対策を行っています。薬剤師は、患者さんの褥瘡状態に適した薬剤の提案・情報提供などを行っています。

■人材育成

認定薬剤師数が少ないですが、各種認定薬剤師の取得に努めています。また学会発表・参加には病院より補助があります。チーム医療の一翼を担う薬剤師の育成を支援しています。

日本病院薬剤師会 日病薬認定指導薬師 1
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 1
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 1
認定実務実習指導薬剤師 4
京都糖尿病療養指導士認定委員会 京都府糖尿病療養指導士 2
日本褥瘡学会 認定薬剤師 1
日本老年薬学会 老年薬学認定薬剤師 1
日本高血圧学会・日本循環器病予防学会・日本動脈硬化学会・日本心臓病学会 高血圧・循環器予防療養指導士 1
日本循環器学会 心不全療養指導士 1

■新人研修プログラム

病院薬剤師としての基礎的な業務を一通りできる事を目的としています。病院全体のオリエンテーションに続き、薬局内での業務、主に調剤・調製、混注、鑑査の基本、窓口業務や電話対応、電子カルテの使い方などを実際の業務の中で学んで行きます。薬局内業務について一通り理解できたら、病棟業務を始め、10月からは病棟専任として各病棟を先輩薬剤師とともに担当いたします。

目的

薬剤師として必要最低限の知識、技能、態度を身につける
組織の一員であることを自覚し、病院薬剤師として医療に貢献できる人材を育成する

教育方針

薬局理念、薬局基本方針に従う

研修期間

6ヵ月

目標

薬局業務に関わるルールを根拠と共に理解し、正確で迅速な業務を実践できる
患者との関わりや他部署と円滑なコミュニケーションをとりながら薬局業務を行える

研修方法

基本的にはプリセプターの指導の下に研修を行う
チェックリストに沿って行う

新人薬剤師が薬剤管理指導を行うにあたり、疾患や病態、薬剤についての知識が少ないため、指導を行った症例を用いて、疑問点や薬剤についての知識を共有してよりよい指導につなげています。3薬局で定期的に症例検討会をおこなっております。

■実務実習生の受け入れ

毎年薬学実務実習生を受け入れ、認定実務実習指導薬剤師を中心に、薬学生の実習を行い、将来臨床で活躍できる薬剤師を育成に努めています。

■先輩薬剤師からのメッセージ

私は入職して2年目になりました。病棟業務も毎日で携わらせていただき、日々様々な症例に触れています。まだまだ分からないことばかりで、悩むときもたくさんありますが、丁寧に優しく教えてくださる先輩に囲まれており、本当に心強いです。医師の先生、看護師さんをはじめ多職種の連携もよく、色々な方に支えられて毎日楽しくやりがいをもって働けています。患者さまの力になれるように初心を忘れずに頑張っていきたいです。

(学研都市病院、入職2年目)

私は新卒としてこの病院に入職し、今年で4年目になります。しかし、まだまだわからないことや自分が出した答えに自信が持てず不安になることもあり、知識不足を痛感しています。そのような時には先輩方が的確に指導してくださるため、とても勉強になる毎日です。部署内の雰囲気も良く、毎日楽しく業務を行っています。抗菌薬の適正使用・ASTにも携わり毎日が充実しています。今後も日々努力することを忘れずに、患者様から信頼されるような薬剤師を目指して頑張っています。

(学研都市病院、入職4年目)

■病院見学・採用に関するお問い合わせ

現場で活躍する薬剤師の業務を見学し、理解してもらうと共に医療チームに参加する薬剤師の役割と立場について肌で感じてもらいます。来春卒業の薬学生・薬剤師の皆さまの見学を随時受入れております。ご希望の方はお気軽にご連絡ください。お待ちしております。

奨学金貸与・奨学金償還制度あり

薬剤師募集要項のリンクはこちら

既卒薬剤師の中途採用も募集中

 

― 栄養科 ―

■栄養科紹介

学研都市病院栄養科では、院内調理を行い、衛生管理を徹底しています。入院患者さんの食事提供を始め、病気に合わせた食事内容や嚥下状態に合わせた形態の提案を行っています。さらに、入院、外来での栄養指導を積極的に行い、病気の克服に貢献できるように努めています。

 

 

■栄養管理

・NST(栄養サポートチーム)
患者さんの病気の回復には、栄養状態が大きく影響し、栄養不足では、回復が進みません。医師や看護師、言語聴覚士、薬剤師などの医療チームで連携しながら、患者さんの栄養状態を把握し、栄養管理を行っています。NSTでは入院中の低栄養状態、またはその可能性食べられない患者、床ずれのある患者などを対象としています。

 


・疾患に応じた食事提供
入院中の食事は医師の指示のもと、患者さんの病状に応じた食事を提供しています。治療食でありながらも美味しく食べていただける食事提供に努めています。温冷配膳車を使用し、適時適温で提供しています。また、行事食を取り入れ、季節感のある食事を目指しています。


朝食:8:00 昼食12:00 夕食18:00

 

・栄養指導
食事療法が必要と診断された患者さんを対象に、医師の指示のもと、栄養指導を行っています。個人栄養指導では、それぞれの疾患や生活状況に応じた栄養指導を行っています。集団栄養指導では、毎月第2土曜日に糖尿病教室と生活習慣病予防のための教室を交互に開催しています。詳しくは、院内案内をご覧ください。

※栄養指導は外来患者さんも行っていますので、主治医にご相談下さい。

■生活習慣病予防

・特定保健指導
積極的支援、動機づけ支援の対象となった方々に、主に、食生活の聞き取りを行い、食生活改善の指導を行っています。


― 臨床工学科 ―

■臨床工学科について

「臨床工学技士」とは、1987年にできた国家資格で、医師の指示のもと、生命維持管理装置(ペースメーカー、人工呼吸器、血液浄化、補助循環装置)の操作及び保守点検を行う事を主な業務としています。当院では、4名の臨床工学技士で生命維持装置及び各医療機器の管理を行ない、安全な医療を提供できるように活躍しています。

■当院での主な業務

心臓カテーテル業務

冠動脈造影(CAG)・経皮的冠動脈形成術(PCI)・電気生理検査(EPS)・下肢PTAの治療等の業務を行っています。また、IVUS(血管内超音波画像診断装置)、FFR(冠血流呼量比)の操作等も行っています。検査・治療では清潔野の直接介助業務も行っています。

内視鏡業務

内視鏡検査・内視鏡下治療等の補助業務を行っています。また、内視鏡ファイバー・内視鏡洗浄装置の保守管理を行っています。

手術室業務

麻酔器の始業点検・脊椎手術の際、SSEP測定の業務を行っています。


血液浄化業務

急性腎不全などの緊急透析療法の対応、機器のメンテナンスを行っています。

人工呼吸器業務

装着前の準備、使用中・使用後の点検及び定期点検を行っています。

ME機器管理業務

輸液ポンプ・シリンジポンプ・生体モニタなど院内のME機器の保守管理、トラブル対応を行っています。
また、定期的にME機器の勉強会開催や新規導入ME機器の操作説明会等も開催しています。



― 放射線科 ―

放射線科では、身体を傷つけることなく観察する画像診断を中心に行っています。
名前の通り放射線(X線)を使用する検査(一般撮影、マンモグラフィ、CT、透視検査、骨塩定量、血管造影)に加え、X線を使わない検査(MRI、一部エコー)なども行っています。病院の特色に合わせ、脊椎の検査が多く、H29年は脊椎の検査だけでCT:1200件,MRI:3800件程度の実績があります。



■検査の流れ

・診察室で検査の指示が出ましたら、放射線科の受付までお越しください。撮影室の前まで案内します。順番にお呼びしますので、撮影室の前でお待ちください。
・予約検査の方は、総合受付で受付して頂いた後、直接放射線科の受付へお越しください。
その際、検査の予約票をお持ちでしたら、提出下さいますようお願いします。予約の時間順にお呼びしますので、撮影室の前でお待ちください。

※救急対応等、その日の状況により検査の時間が前後する場合があります。ご了承下さい。

■検査の紹介

一般撮影

いわゆるレントゲンです。人体を透過したX線の量を画像にしています。 フラットパネルと呼ばれる機械での撮影で、素早く、被ばくの少ない検査を施行しています。

マンモグラフィ

健診に限らず、ご自身で異常を自覚された方の受診も多くあります。 当院では主に、マンモグラフィ精度管理中央委員会の認定を受けた女性技師が撮影を行っています。検査は10分程度で終わります。

骨塩定量(骨密度)

骨がX線をどれくらい通さないかを調べることで、骨の強さを計算します。 当院では、腰椎、股関節の2か所を測ることで、背骨の圧迫骨折の危険性と、全身の骨折の危険性を同時に調べることができる装置が導入されています。検査は5分程度で終わります。

CT

ドーナツ型の装置で、体の輪切りの画像を撮像する機械です。 当院では80列の装置を使用しています。短時間での検査が可能なため、心臓のような動き続ける臓器も、動いていないような画像が作成できます。 骨のことも細かい所までよくわかるので、脊椎手術後の骨のつき具合など、幅広く活用しています。



MRI
強力な磁石を利用して、人体の画像を撮る装置で、当院は1.5Tの装置を使用しています。放射線を使わない検査です。CTよりも狭いドーナツ型の装置で、検査中はガタガタとうるさい音がします。神経や、組織の描き分けに優れています。
脊椎の検査ではヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折の診断などに活躍しています。心臓の検査では時間がかかりますが、複数の断面を丁寧に検査することで、よりわかりやすい画像を提供しています。

「被ばくがないなら、全部MRIで良いのではないか」、と思われるかもしれませんが、それぞれ得意分野が違うため、上手に使い分けることで、診断に役立てています。強力な磁石の装置ですので、金属類を持ち込むと破損や事故の危険があります。持ち込まないようお願いします。



透視検査

身体の中をリアルタイムに動画で観察しながら、様々な手技を行います。健診の胃バリウム検査や、骨折している方の骨や脱臼の整復、各種チューブの挿入、胃カメラや大腸カメラを使用する治療、嚥下造影など、多岐に渡ります。

血管造影

カテーテル、と表現する方が馴染みあるかもしれません。体内に管を入れ、血管の中に造影剤と呼ばれる薬を入れて写真を撮ることで、血管の状態を調べる検査です。特に心臓カテーテル検査では状態に応じてそのまま治療を行うことも多く、たくさんの人の命を救っている検査です。

― 検査科 ―

■検査科理念

我々はやさしく、信頼される医療人として臨床検査を通じて質の高い医療を利用者に提供します。


■行動指針

協調と融和を大切にして組織力を高め、安定した業務を行う。
高い専門性と探究心を持って業務を行う。
迅速で正確、付加価値のある検査情報を全ての利用者に提供する。
コミュニケーション能力の高い人材を育成する。
臨床検査を通じて地域医療に貢献する。

■業務内容

1.検体検査(生化学検査・免疫学検査・血液学検査・一般検査)

2.生理機能検査
心電図、呼吸機能検査、聴力検査、血圧脈波(ABI検査)、脳波、神経伝導検査、睡眠時無呼吸検査(SAS・PSG)、24時間心電図検査、トレッドミル運動負荷心電図、超音波検査(心臓・腹部・血管等)などを行っています。その他、心臓カテーテル検査等に積極的に参加し、チーム医療を行っています。

超音波検査
心臓・腹部・血管等を調べます。

医薬品情報管理

ABI(CAVI)検査
動脈硬化の程度、血管年齢を調べます。


呼吸機能検査
肺活量、肺の柔らかさを調べます。