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人工関節置換手術

手術の概要と効果の高さ

膝の人工関節 人工関節手術とは、関節のいたんでいる部分を取りのぞき、関節の表面を人工の関節に置きかえる手術です。
全世界で年間約50万件もの手術が行われています。関節の痛みの原因がすべて取りのぞかれるので、他の治療法と比べると痛みが軽減される効果が大きいのが特徴です。
最近は手術方法、人工関節とも改良が進んでいます。多くの場合、立つ、座る、歩く、階段の上り下りといった動作がスムーズになり日常生活に不自由がないほど回復します。

手術は1.5〜2時間程度です。人工関節は、金属やセラミック、ポリエチレンからできています。生体との親和性、摩耗の少なさなどの観点からこれらの素材が選ばれています。また、1人1人の関節に合うように、数多くの種類から選ぶことができます。 人工関節の固定方法には骨セメントを用いない方法と、用いる方法があります。骨セメントを使用しないタイプの人工関節は、表面に特殊な加工(ハイドロキシアパタイト加工など)がされており、手術後に加工された表面に骨が入り込むことで固定されます。患者さまの骨の状態を診断し、骨の成長が見込める状態かどうかを確認しながら方法を決めていきます。



バイオクリーンルームでの手術

手術によって細菌に感染する可能性はゼロではありません。
感染すると、人工関節の周囲が化膿して治療が困難になることがあります。 八幡中央病院、学研都市病院では、無菌状態で手術
をすることができるバイオクリーンルーム(クラス100)の手術室を
設置しています。感染のリスクが最小限になる環境です。





退院までの経過

入院は1か月程度です。手術後は翌日からリハビリを始めます。 筋力訓練や関節の曲げ伸ばし訓練から始め、経過をみながら歩行訓練へと移ります。ほとんどの場合、退院されるときには1人で歩けるようになります。


人工関節手術の症例数

八幡中央病院
・2004年 56件
・2005年 28件
・2006年 60件