医療法人 社団 医聖会

お知らせ

2018/02/21
学研都市病院

肩こりや腰痛、手足のしびれを我慢しないで! 尾立征一医師インタビュー

学研都市病院 脊椎・脊髄センターでは、腰痛や肩こりの原因となる脊椎脊髄疾患を専門的に治療しています。手術実績は全国でもトップクラスで、患者さまは九州や関東方面からも。尾立征一医師は、日々よりよい治療を追求し、患者さまの「手術を受けて、よかった」という声が生きがいと語ります。
 

■腰痛や手足のしびれは 背骨の手術で根本的に治そう

 背骨には、2つの大きな役割があります。1つは脳につながる太い神経の束(脊髄)の"入れ物"であること。もう1つは身体を支える"柱"であること。入れ物が加齢などにより、狭くなってくると、神経が圧迫され障害されます。また、柱(25個の椎骨が積み重なっている脊柱)が、折れたり、ズレたり、潰れたりすると、やはり神経が圧迫され障害されます。その結果、肩こりや腰痛、手足のしびれ、歩行障害など、様々な症状が出てくるのです。軽症の場合は痛み止めの薬や牽引、コルセットによる保護など保存的治療で改善しますが、中高年に多い脊柱管狭窄症などは自然に治ることはなく、根本的に痛み・しびれを取り除くには、手術で神経の圧迫を取り除くしかありません。
 

■関西随一の手術実績を持つ 脊椎脊髄センター

 学研都市病院 脊椎脊髄センターは、こういった背骨の老化や変形によって起こる脊椎脊髄疾患を専門的に診断治療する、関西随一の医療機関といえます。脊椎外科のパイオニアとして知られる四方實彦学研都市病院名誉院長をセンター長に、2006年4月オープン。以来、2017年までに、5500名の患者さまの脊椎脊髄手術を実施しました。評判を聞いて、遠方は九州や関東方面からいらっしゃる方もあります。
 

■予防は、日ごろから転ばない、 無理な肉体労働や運動を避ける

 当センターでは少数精鋭チームで、標準化された手術を繰り返し行い、研鑽を積んでいるため、信頼関係も厚く、正確に、手際よくできます。手術時間が短いと、出血量が少なく、麻酔時間も短く、患者さまの体力的負担は非常に軽くなります。したがって手術後の合併症がほとんどありません。また、ベッド数も豊富にありますから、退院を急ぐ必要もなく、患者さまが自宅に帰れる自信がつくまで、十分な期間リハビリができます。車いすで来院された方が、しっかりと自分の足で歩いて退院される姿を目にする時は感動を覚えます。
 とはいえ、できれば手術は受けたくないものですね。予防法としては、身体に見合わない激しいスポーツや肉体労働は脊椎への負担を増やしますから避けること。転ばないことも大切です。加齢とともに骨は弱くなりますから、普段からバランスの良い食事を心がけ、適度な運動や散歩を実践し、骨粗しょう症にならないように注意しましょう。
 

■強くて優しい 脊椎外科医をめざして

私はセンターオープン以来、様々な脊椎脊髄手術に携わりながら、新しい発見と進歩を期待して、毎日が真剣勝負だと思っています。患者さん一人一人が皆違う。さまざまな人生を歩み、職業も、価値観も人それぞれ。病状も同じくさまざまです。ある方に非常にうまくいった方法が、そのまま別の方にあてはまるというほど単純にはいかない。先人に習いつつ、自ら考え、患者さまに教えていただき、よりよい治療を積み重ねていくことが、私の役目と考えています。ですから手術の研鑽を積むと同時に、学会・論文発表にも力を入れ、広く批評をいただくことで、成長し続けていられるように努めています。そして、そのような経験と知識を総動員して、細心の注意を払いながら毎日の診療に取り組んでいます。
気になることがあれば、怖がらずに、お気軽に受診してください。痛みを取る対策を一緒に考えましょう。

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学研都市病院 副院長/整形外科・脊椎脊髄センター部長 尾立 征一 医師

日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本体育協会公認 スポーツドクター

平成 9年京都大学附属病院整形外科
平成10年市立長浜病院整形外科
平成12年公立甲賀病院整形外科
平成17年滋賀医科大学附属病院整形外科・脊椎班
平成19年学研都市病院整形外科・脊椎脊髄センター