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学研都市病院

学研都市病院の理念と抱負 院長メッセージ

医師 四方 實彦(しかた じつひこ)

京都府立医科大学卒業、京都大学整形外科入局、京都大学講師、京都市立病院院長、八幡中央病院等を経て、現在は医療法人 社団 医聖会 副理事長、学研都市病院院長。
専門:脊椎脊髄外科。
日本整形外科学会専門医、日本脊椎脊髄病学会・脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本リウマチ財団登録医、日本整形外科学会リウマチ認定医、日本脊椎脊髄外科学会評議員、中部日本整形外科災害外科学会評議員、日本整形外科勤務医会京都府幹事

2006年4月1日、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に医療法人 社団 医聖会が運営する『学研都市病院』が誕生しました。院長の四方實彦医師が、学研都市病院の理念と抱負を語ります。

産・学・官協同のまちの地域医療の拠点に

京都、大阪、奈良の三府県にまたがる関西文化学術研究都市。産・学・官の協力と連携のもと、世界的な学術研究機関が集中するこの地に、私ども医療法人社団医聖会が新しい病院を開設できたことに心から感謝しています。最新の医療技術と設備で良質な医療サービスを提供するとともに、患者さま本位の学研都市の名にふさわしい病院運営を肝に銘じています。通常の一次、二次救急はもちろん、循環器については三次救急をも担う中核的な総合病院です。地域の病院、開業医、診療所との情報共有および連携強化を図り、地域の皆さま、患者さまの力で、一緒に育てていっていただければ幸いです。

同志社大学と「医工提携」、院内にリハビリ支援ロボットが登場!?

学研都市病院の最大の特徴は民間病院初の試みである「医工連携」です。2005年7月、同志社大学(京都市上京区)と包括交流協定を締結。同大学工学部に蓄積された研究の発展、臨床応用に協力し、病院での学生の実習、医師による教育などを進めていく予定です。
例えば、同大学工学部はロボットの研究が盛んで、身につけると筋力が補強され、歩けない方の歩行を助けてくれるようなロボットや、介護する人が腰を痛めないように力を貸してくれるロボットなどの研究開発がなされています。これらの実用化に向けて患者さまの了解のもと、医療現場で応用していく…なんとも夢がふくらみますね。加齢や事故・病気で失われた機能を医療として一生懸命回復に努めていますが、どうしても回復できない部分を、こういった大学や研究機関と力を合わせてアシストする、学研都市だからできるプロジェクトだと思います。

高齢社会に貢献する国内トップクラスの「脊椎・脊髄センター」

私の専門である脊椎・脊髄外科については、院内に「脊椎・脊髄センター」を立ち上げ、「脊損センター」としての役割も果たし、国内外トップクラスの治療と研究、後進の育成に努めています。高齢社会を迎え、骨粗鬆症に合併する脊椎圧迫骨折や脊柱管狭窄症などによる痛みや不自由な生活をがまんするのではなく、手術をしてもう一度元気になっていただきます。また脊柱側わん症、後わん変形などの難しい手術に取り組んでいきます。さらに整形外科として人工関節などを扱う「関節センター」をもう一つの柱として、変形性関節症や関節リウマチなどで苦しむ人たちの力強い味方になります。手術方法も、傷をできるだけ小さくする最小侵襲手術をめざし、ナビゲーションシステムの導入、内視鏡手術など最先端の技術に取り組みます。医師は京都府立医科大学や京都大学から高度の技術と高い倫理観を持った人たちが集まり、院内の研究会や国内外の学会などを通して互いに研鑽し、向上心を持って、患者さまを真ん中に、スタッフ全員が手を取り合って診療を進めるチーム医療を実践します。

地域の皆さまに愛される温かみのある病院へ

職員は率先して地域の行事などに参加する一方、地域ボランティアの活用にも積極的に取り組みます。小中学校などからの見学も大いに受け入れ、地域に開かれた病院に。内側においては職員教育の充実を図り、医聖会の理念を浸透させていく。そして開院5年くらいをめどに、国から補助金がいただけるような社会に役立つ研究に取り組み、もちろん近い将来には医師の研修指定病院にも――。
地域の皆さまに信頼され、愛され、温かみがあり、しかも高度な医療を実現し、この地になくてはならない病院を目指していきます。