当院について

特色と取り組み

■手術の実績と特徴(平成28年度)

整形外科を中心に、年間547件の手術をしています。

1.大きな手術が多い
全身麻酔を必要とした手術が全体の70%(383件)を占めています。
2.整形外科手術が多い
  • 脊椎・・・154件
  • 人工関節類・・・21件
3.手術時間の短縮

医師の技術の向上、スタッフのレベルアップ、設備の充実に取り組みながら、手術時間を短くできるように取り組んでいます。
手術の時間を短くすると、以下の効果を期待できます。

  • 出血量の削減
  • 患者様の身体的苦痛を軽減
  • 術後の合併症を起こす確率を軽減
  • 麻酔による身体的負担の軽減
4.クリニカルパスの導入
手術後の早期回復を図るため、クリニカルパスを導入しています。
手術後の理想的な治療・処置、薬・点滴、検査、リハビリ装具、食事、指導・説明などを標準化し、医療の質的な向上をすすめています。
腰椎手術(3椎間以上)のスケジュール(サンプル)

■手術による治療

内視鏡視下腰椎椎間板ヘルニア摘出術(MED法)

内視鏡を活用した椎間板ヘルニアの手術法の一つ。石灰幅は1.5センチ程度で、内視鏡の映像をモニターで見ながら髄核を摘出します。傷口も小さいため、目立たず術後の痛みも比較的軽度です。

内視鏡視下腰椎椎間板ヘルニア摘出術(MED法)
人工関節置換手術

人工関節手術とは、関節のいたんでいる部分を取りのぞき、関節の表面を人工の関節に置きかえる手術です。
全世界で年間約50万件もの手術が行われています。関節の痛みの原因がすべて取りのぞかれるので、他の治療法と比べると痛みが軽減される効果が大きいのが特徴です。
最近は手術方法、人工関節とも改良が進んでいます。多くの場合、立つ、座る、歩く、階段の上り下りといった動作がスムーズになり日常生活に不自由がないほど回復します。

手術は1.5~2時間程度です。人工関節は、金属やセラミック、ポリエチレンからできています。生体との親和性、摩耗の少なさなどの観点からこれらの素材が選ばれています。また、1人1人の関節に合うように、数多くの種類から選ぶことができます。 人工関節の固定方法には骨セメントを用いない方法と、用いる方法があります。骨セメントを使用しないタイプの人工関節は、表面に特殊な加工(ハイドロキシアパタイト加工など)がされており、手術後に加工された表面に骨が入り込むことで固定されます。患者さまの骨の状態を診断し、骨の成長が見込める状態かどうかを確認しながら方法を決めていきます。

膝の人工関節のX線写真。深く曲げられるので日常動作がスムーズに。