脳疾患リハビリテーションの充実

高橋潤医師、前川豊伸医師の入職で、脳疾患系の担当医は3名の体制に充実しました。高橋潤医師は、日本リハビリテーション医学会専門医の視点からリハビリスタッフに対し毎月研修を実施し、全体の質の向上に取り組んでいます。

前回の研修では、意識障害の遷延と重度片麻痺がありながら回復期のリハビリテーションによって独歩自立の状態で改善し自宅へ退院することができた二つの事例を供覧しました。

この事例から学べることは発症早期のリハビリ介入の重要性と積極的な歩行訓練が覚醒に与える良好な影響です。過去の成功例から学び現在の医療に対してどのように反映したらよいか学んでいます。これからも、より良いリハビリテーションを患者さまに提供する為、継続して研鑽に努めてまいります。