お知らせ
献血へのご協力をお願いします
1なぜ、献血は必要なの?血液は人工的に造ることができず、長期保存もできません
医療技術が進歩した今日でも血液は人工的に造ることができず、長期保存もできません。また、献血者の健康を守るため、一人のかたが1年間に献血できる回数や量には上限があります。そのため、患者さんに安定的に血液製剤をお届けするためには、一年を通じて多くのかたに継続してご協力いただく必要があります。
献血で集められた血液は、けがをしたときの輸血に使われるイメージがありますが、けがの治療で輸血されるのは全体のごくわずかで、ほとんどは、がんなどの病気の治療に使われています。また、実は、輸血に使われるのは、献血血液のおよそ半分で、残りの半分は血漿分画製剤という医薬品を造るために使われています。
資料:厚生労働省
2血液は不足しているの?若い世代の協力が必要です!
献血は、皆さんにご協力いただいた血液が無駄にならないように、医療機関の需要に応じた必要な量だけを集めています。
近年、日本の少子高齢化の影響により、献血ができる人口(16歳から69歳)は減少しています。
さらに、10代から30代の献血者数は、この10年で約30%(2013年度:約237万人から2022年度:約167万人)も減少しており、献血可能人口が減少し続ける中、若い世代の方々からの協力が得られなくなると、将来必要な血液量を確保できなくなるおそれがあります。今後も患者さんに血液を安定的に届けるためには、若い世代をはじめ皆さんの継続的な協力が必要不可欠です。
3献血はだれでもできるの?基準を満たした16歳から69歳までのかたなら可能
献血者の健康を守り、患者さんに安全な血液を届けるため、献血するに当たって様々な基準を設けています。
献血の種類には、血液の全ての成分を採血する「全血献血」(200ml献血又は400ml献血)と、血液中の血漿や血小板だけを採血する「成分献血」(血漿成分献血又は血小板成分献血)があり、それぞれ以下のとおり採血基準が異なります。
採血基準について詳しく知りたい場合は、日本赤十字社「献血基準」のページをご覧ください。
また、上記の採血基準を満たしていても、海外から帰国して4週間以内のかたや、薬を飲んでいるかた・予防接種を受けたかたなどは、献血をご遠慮いただくことがあります。詳しくは、日本赤十字社「献血をご遠慮いただく場合」をご覧ください。
なお、エイズや肝炎など感染症の検査を目的とする献血は、絶対に行わないでください。
出典:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/3.html)
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2025年1月17日【金】14時00分~16時00分まで行っています。
皆様のご協力で1人でも多くの命が助かります。