看護部

学研都市病院　看護部について

2024年度
看護師の負担軽減及び処遇改善計画（タスク・シフト/シェア）

厚生労働省の通知に基づき、良質な医療を継続的に提供していくために、当院に勤務する医師、看護師等の医療関係職、事務職員等が互いに過重な負担がかからないよう医療関係法令により各職種に認められている業務範囲の中で、関係職種間で適切に役割分担を図ることを取り組んでいかなければならない。

項目		具体的な取り組み内容	目標達成年次
業務量調整	時間外労働が発生しないような業務量調整 （ヘルシーワークプレイス=健全で安全な職場づくりの実現）	チームナーシングシステムにより、業務の相互フォローを行っている。病棟等の状況に応じて他部署から看護師の応援派遣を行っている。看護記録の充実且つ簡素化に向けて、昨年度から記録委員を立ち上げている。週平均40時間以内の勤務とし、連続勤務は5日以内とする。夜勤仮眠時間の確保残業は月平均10時間以内看護部長室の長時間開放（7:30～18:00）	実施済み （2024年度も継続）
勤務状況管理	勤務時間のインターバル確保	インターバル12時間以上の間隔をあける。1回の夜勤の後は、概ね24時間以上開ける。	実施済み （2024年度も継続）
勤務環境改善	リフレッシュ休暇について	常勤看護師のみならず、非常勤看護師にも（週20時間以上）与える。契約日数ごとの特別休暇日数。（4/1～7/31入職　3日間付与・8/1～11/30入職　日間付与　12/1～3/31入職　1日間付与）	2022年10月1日～運用開始。 （2024年度も継続）
	多様な勤務形態の導入	勤務開始時間をずらした勤務形態を導入し、多様なニーズに対応している。夜勤専従制度を導入している。会議時間は原則30分以内とし、報告事項が中心の会議は、メール審議を活用したり、持ち回り会議とする。	実施済み （2024年度も継続）
妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する拝領	院内保育所	当院職員が、産休、育休、育児休業終了後、速やかに職場復帰し、業務等に従事できるよう開園している。24時間の受け入れ体制を急な場合も可能とする。	実施済み （2024年度も継続） 予定の場合は、夜間の受け入れも可能であるが、急な場合は困難である。今後の課題である。
	勤務の減免制度	産休・育児休暇の取得支援当院制度の自己申請により可能。 【産休】産前6週間、産後8週間。 【育休】出生～1歳のお誕生日迄。 【パパ育休】予定日～8週間の間に4週間の取得可能。4週間経過後から、1歳のお誕生日迄育休制度あり。 【時短制度】育休明け3歳迄2時間/1日。 【夜勤免除】小学校就学迄	実施済み （2024年度も継続）
看護職員と他職種との業務分担	看護補助者の夜間配置	急性期一般病棟で、夜間看護補助者を病棟に配置。オムツ交換や飲水介助清拭者車の準備や緊急検体の搬送や、緊急処方の受領。点滴ルート等、日常使用する物品の定数管理。	今年度中に開始予定。
	薬剤師	全病棟に薬剤師を配置し、持参薬の確認。病棟配置薬準備薬物療法に関する説明医師へ処方提案等の処方支援糖尿病患者等における自己注射や血糖測定の実技指導	難易度の高い内服薬については、薬剤師が準備を行い、患者のもとに説明に行っているが、基本的には看護師が行っている。
	理学療法士・作業療法士・言語聴覚士	病棟で自身で動けない患者を動けるようにすることで病棟看護師の負担を軽減する。病室とリハビリ室の送迎円背や拘縮の強い患者の入院時には、良肢位によるポジショニングを決定し、看護師に指導する。　　　（2024年7月1日開始）	実施済み （2024年度継続）
	臨床工学技士	病棟で使用するME機器（シリンジポンプ・輸液ポンプ・モニターや呼吸器等）の定期点検エアマットの管理・点検	実施済み （2024年度継続）
	臨床検査技師	病棟でのポータブル心電図撮影   中央採血室での静脈血採血   入院中の患者の腹部エコー撮影時には、病棟の状況により、送迎を行う。　　　　　　　　　　　　 （2024年6月1日開始） 病棟配置の検体容器の管理（定数確認と期限切れの確認）	検査技師の勤務状況により、可能な時と不可能な時がある。 （2024年度継続） 当院では、臨床検査技師に対して、静脈血採血の教育を行っている。
	臨床放射線技師	病棟でのX線撮影。	実施済み （令和6年度継続）
	患者支援センター	緊急入院や転院の調整ベッドコントロール	実施済み （令和6年度継続）

作成　2024年4月5日

改定　2024年7月18日

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