workplace
病棟紹介
病棟構造
学研都市病院 | 八幡中央病院 | 京都八幡病院 | |
5階 | 医療療養病棟 | 障害者病棟 | |
---|---|---|---|
回復期リハビリテーション病棟 | 地域包括ケア病棟 | ||
3階 | 地域包括ケア病棟 | 障害者病棟 | 障害者病棟 |
回復期リハビリテーション病棟 |
地域包括ケア病棟 |
||
急性期病棟 | |||
2階 | 患者サポートセンター |
患者サポートセンター |
手術室・中央材料室 |
健診センター | 透析センター | ||
内視鏡室 | 内視鏡室 | ||
手術室・中央材料室 |
手術室・中央材料室 |
|
|
心臓カテーテル | |||
1階 |
救急外来 |
救急外来 | 外来 |
外来 |
外来 |
病棟の特徴
急性期病棟
学研都市病院 看護体制10:1(病床稼働率76.4%/年:平均在院日数11.5日/年)
脊椎・脊髄センターと人工関節センターを中心とした脊椎・一般整形外科と循環器内科や総合内科、消化器外科の急性期混合病棟です。多岐にわたる年齢の方が入院されています。周術期の方が多く、術後1週間ほどで回復期リハビリテーション病棟に移動されます。循環器内科は、心不全治療や緊急の心臓カテーテル治療にも対応した看護を提供しています。
回復期リハビリテーション病棟
学研都市病院 看護体制15:1(病床稼働率南3病棟91.5%/年・南5病棟92.0%/年)
急性期治療を終えた方に対して、長期的且つ集中的なリハビリテーションを提供する病棟です。病床は100床あり、リハビリスペースが病棟内にあるため、状態の変化に素早く対応できます。起床時からリハビリを導入するなど、日常生活を見据え多職種がチームで取り組んでいます。
地域包括ケア病棟
学研都市病院 看護体制13:1(病床稼働率69.5%/年:平均在院日数21.4日/年)
急性期治療が終了し病状が安定したものの、すぐにご自宅や施設等での療養に移行することに不安がある患者に対して、在宅復帰に向けて、医療・看護・リハビリを行うことを目的とし、60日間の期間で治療やリハビリを行う病棟です。
また、レスパイト入院や短期滞在手術・他病院からの転院の受け入れも行っています。患者の皆様が安心して在宅や施設に復帰できることを目標に、精華町包括支援センター、近隣の医療機関、訪問看護ステーションとの連携により在宅サポート支援の充実を図れる看護の展開を行っています。
医療療養病棟
学研都市病院 看護体制20:1(病床稼働率95.7%/年)
急性期治療後、病状が安定され、あと少しの医療的介入が必要な方や、人生の最期にある方を中心に医療・看護を提供しています。日常生活の援助をはじめ褥瘡予防や沈下性肺炎予防などに積極的に取り組んでいます。また、人生の最期がより穏やかであり、ご家族にも安心・納得して頂けるように努めています。
地域包括ケア病棟
八幡中央病院 看護体制10:1(3階病棟病床稼働率82.0%/年:平均在院日数30.1日/年)(5階病棟病床稼働率85.4%/年:平均在院日数24.7日/年)
地域包括ケア病棟では、急性期治療が終了したポストアキュートの患者の割合は5.9%地域連携室経由・加療目的(2022年10月~2023年3月末)で、自宅や施設からの入院が多くを占めています。また、骨折や発熱などの救急搬送の受け入れをしているため、予定入院(転院含む)43.0%、緊急入院57.0%と緊急の入院が多い特徴があります。入院期間は、短期の急性期看護から60日までの入院による慢性期看護などを提供しております。
急性期看護と慢性期看護、さらに在宅支援看護を深めたい方にはお勧めの病棟です。
障害者病棟
八幡中央病院 看護体制13:1
障害者病棟は疾病などで寝たきりや肢体不自由となった方、重度の障害や意識障害などの後遺症がある方、筋ジストロフィーやパーキンソン病などの神経難病をお持ちの方などに対し、比較的長期にわたり適切な治療および手厚いケアを行うことが許可された専門病棟です。
また、当院には透析センターがあり、入院による透析が必要な患者も入院している病棟です。
看護師・ケアワーカーが協働して24時間ケアを実施しています。
障害者病棟
京都八幡病院 看護体制13:1(病床稼働率91.5%/年)
重度の肢体不自由者、脊椎損傷等の重度障害者、重度の意識障害者、筋ジストロフィー患者、神経難病等を有する患者、また人工呼吸器管理を必要とされる患者など様々な病態の患者に看護を提供しています。
長期にわたる入院を必要とする患者が、その人らしく快適に療養生活を送れるよう環境を整えるとともに、比較的長期にわたり適切な治療及び手厚い看護ケアを行っております。
手術室
学研都市病院・八幡中央病院
手術室は、脊椎手術、人工股関節、人工膝関節、関節温存手術、外科手術を含めて、熟練したスタッフがそれぞれの分野で最大限の力を発揮し、一貫して安定した手術看護を提供しています。
患者にとって手術を受けることは人生の中でも大きな出来事です。手術室看護では、術前訪問により、病気や手術、麻酔、退院後の生活など、患者の不安な気持ちを傾聴し。不安軽減に努めています。
手術実績
- 整形外科 584件(脊椎311件、人工関節71件、その他外傷等202件)
- 眼科 67件
- 外科 57件
- 循環器内科 25件
- 泌尿器科 11件
- 整形外科 176件
- 泌尿器科 93件
- 眼科 24件
- 腹部外科 93件
- 形成外科 5件
透析センター
八幡中央病院
2021年11月に京都八幡病院から八幡中央病院に新設した透析センターでは、腎機能障害による血液透析、その他の血液浄化療法の看護を行っています。
外来通院の患者から入院患者まで安心して透析治療を受けていだだけるよう、医師・看護師・臨床工学技士が連携を図りながら実践しています。
透析には専用の人工透析機械が必要となるため、透析前に必要な透析液の供給準備と人工透析回路・ダイアライザーといった人工腎臓を準備します。臨床工学技士は、医療機器の管理も仕事の一つです。日頃から人工透析装置が安全に使用できるように、メンテナンスを実施します。
8:00 1クール開始
- プライミング
- 患者確認・準備
- 体重測定、ベッド移乗介助、
- 内服確認、状態観察
8:15~ 穿刺
8:30 透析開始
患者が来院したら体重や血圧の測定等の状態チェックを行い、透析を開始します。
血液透析は、血液透析用に造設された血管(「内シャント」と呼ばれる、手首の動脈と静脈を吻合して太くした血管)に針を刺し(穿刺)、透析用の血液回路を接続して血液浄化を行います。終了したら針を抜き(抜針)、止血します。この一連の流れを看護師・臨床工学士と協働して行います。
透析中は患者の状態に変動が起きやすく、血圧低下がないか、気分が悪くなった人はいないかなど、注意深く観察することが必要です。
日常生活において体重管理、食事制限、活動制限、内シャントの管理など、注意を払わなければならないことがたくさんあります。患者の状態に応じた適正な管理をするために、正しい知識を提供し、また制限等を遵守する方法を指導し、管理が行われているか適宜チェックする必要があります。患者の健康管理やそのための生活指導は、患者のQOLやひいては予後に直結するため、非常に重要な役割と言えます。
医師への報告・指示受け
カンファレンス
透析中の血圧管理や糖尿病患者独特の症状による透析中・透析終了直後の体調維持が困難となる不均衡症候群が生じるリスクがあります。透析室の医師・看護師・臨床工学技士は患者に対し,「食事」「飲水量」「便通」「血圧」「投薬」「運動」等の指導を定期的に行っている中で,「既存の透析液の中に患者に合わせて Na(ナトリウム)やブドウ糖,K(カリウム)等の添加を行う「処方透析」や透析自体の選択など医師と相談しながら選択したり,より患者に適したダイアライザーを選び医師と相談して変更を行っています。これらは,患者の体調により変化するものであり,チームとして患者を診ていくことが必要な業務であるため、毎日のカンファレンスをチームで実施しています。
臨時・定期処方の処理
検査実施
カルテ記載など
12:15~ 透析終了
12:30 抜針&止血
12:45 2クール開始
- 装置準備 プライミング
- 入院患者送迎・病棟申し送り
- 患者確認・準備
- 体重測定、ベッド移乗介助
13:15~ 穿刺
13:30 透析開始
16:00 翌日以降の業務調整・打ち合わせなど
17:15~ 透析終了
17:30 抜針&止血・患者送迎・片付け
患者サポートセンター
学研都市病院・八幡中央病院
患者サポートセンターは、看護師・医師・医療ソーシャルワーカー・事務員など多職種と協働しています。入院前から入院中・退院後の生活を見据え、患者・家族の思いに寄り添いながら、最適な療養環境へ繋ぐために、入院病棟との連携、地域の医療機関や在宅療養への連携を行っています。また、患者・家族が安心して医療や看護を受け、療養生活を送ることができるように相談支援を行っています。
外来・救急外来
学研都市病院(平均外来患者数204.0人/日)(救急搬送数558件/年)
八幡中央病院(平均外来患者数278.8人/日)(救急搬送数430件/年)
一般外来は、患者の殆どが地域の方々で、高齢者の方も多くいます。
疾病を持ちながら地域で療養・社会生活を営んでいる患者・家族に、安全で安心できる外来診療の提供を目指しています。看護師は、受診された患者様が理解納得して検査や治療が受けられる様に、患者様の思いに寄り添う看護を行っています。外来受診される皆様に信頼され、満足していただけるような外来看護の提供を目指し、さらに努力していきます。
救急外来は、24時間365日、急性発症し生命の危機的状況にある患者さんの受け入れを行っています。自力で来られる患者さんから二次救急病院として救急搬送の患者が対象となります。現在は発熱外来にも対応しています。緊迫する現場だからこそ、患者・家族の想いに寄り添う看護を提供できるよう目指しています。